2012年5月20日 (日)

<春の庄内旅行>あつみ温泉と鼠ヶ関(山形県鶴岡市)

山形の日本海沿いを南下していくと、そこはすぐに「新潟」。
県境のあたりは、鼠ヶ関(ねずがせき)という地名なのですが、これは越後と奥羽の境にあった、関所の名前だそうです。
(奥羽古三関とは、白川関、勿来関、鼠ヶ関)

この関所、平安時代にはすでにあったという記述があり、かなり古いもの。
かの源義経が逃げてきて上陸したのが、岬の弁天島で、あの勧進帳のもととなる関所のやりとりは、この鼠ヶ関での出来事である…とか、逸話が残っています。

「関所」ということは、「境界」ということになりますが、ネーミングからすると、「奥羽」と「越国」という単純な境界ではなく、「日本(中央政権)」と「蝦夷(土着民の地)」という、深い意味があったような気がします。

昔、朝廷は自分たちの意に添わない人たちを蛮族扱いし、「鼠」とか、「土蜘蛛」とか、蔑称で呼んだようなので、「ここから先、鼠どもの国」的な名称に見えるわけです。(このへんの記載が、興味深いです…)
面白いことに、山形と新潟の県境には「日本国」という名前の山(標高555m)が、存在します(…とはいえ、この日本国の名前の由来については、諸説あるようです)。でも、「山」がつかない名称…というのは、意外に珍しいと思うので、何かこだわりがありそうです。

周辺には、「根津」とか「念珠」とか、好字表記のような地名も残っているようですが、地名自体は、鼠ヶ関のまま。
Nenjyu01 Nenjyu02 (余談)
←鼠ヶ関にある「村上屋の念珠の松」
盆栽を地植えして育てたら、枝が20mも地を這うように、伸びたという、立派な黒松。いまでは素敵な庭園になっています。
Google map(写真)でも、ちゃんと松がわかる…(笑)
臥龍松…という異名も、なるほど…と思えます。

ということで、この日の宿は、鼠ヶ関から少し山形に入ったところの、
「あつみ温泉」
かの芭蕉も泊まったという、1000年以上の歴史があるという温泉。
少し熱めの源泉ですが、しゃっきりとした感じで、気持ちよいお湯です♪。

今回は、お料理が自慢という、「かしわや旅館」に泊まりました。

実は、日本海沿岸の温泉旅館って、憧れだったんですよね~。
温泉入ってくつろいだあと、ゆったりと海の幸を食べる…というのは、とても贅沢な楽しみだと思っていたのですが、学生時代にはお金がなかったしねぇ…(^_^;。社会人になったら、なかなか旅行する機会がなくて…(^_^;。
しかも、憧れの本場のズワイガニがついていたし!(笑)。これで、前から、カニカニエクスプレスに乗れなくて悔しかった溜飲が下がりましたよ…(大笑い)。

…ということで、かしわやさんで満喫した夕食を紹介。

Atumi01 <前菜>
玉こんにゃくを見ると、「あぁ、まだここは山形!」って思います(笑)。シソ巻きも東北の名物です。胡桃味噌をシソで巻いて揚げたもの。香ばしくて美味しいです。

Atumi02 <刺身> ※2人分
どれもこれも、新鮮なので美味しい~です。
アワビ、ニシバイ貝、甘エビ、カンパチ、鯛、イカ…等々。 
 

Atumi03 <酢の物>
日本海でとれたズワイガニです!しかも、身がたっぷり入っていました。う、嬉しい~♪日本海沿岸で美味しいカニを食べたい…というのは、25年越しぐらいの野望ですよ!!。←野望長すぎ!(笑)

Atumi04<焼き物>
サクラマスのポワレ~ビネグレットソース(ちょっとだけ洋風)。
ちょうど春はサクラマスの季節とかで、とても大きな切り身で美味しかったです。うん、温かかったら、もっと美味しかったかも…

Atumi06<焼き物>
海鮮類のグラタン。ホタテとか甘エビとかがゴロンゴロン入っていました。これは出来たての熱々を持ってきてくださったので、嬉しい。 
 

Atumi05<揚げ物>
地元の山菜と海老などの天ぷら。
山菜づくしでも、個人的には嬉しいですけど…(笑)。 

 

Atumi07 <ご飯>
この日は,あつみ温泉のお社でお祭りがあった日だったため、特別にお赤飯を出してくださいました。白いご飯もあったのですが、おこわ好きのため、お赤飯ばかりをバクバクと…(笑)。

Atumi08 <汁物>
孟宗汁という、庄内地方の春を代表するお料理なのだそうです。
筍と厚揚げを、味噌と粕で煮るとかで、筍のフレッシュな味と味噌と粕の深みのある汁が、美味しいのです!

Atumi09 <香の物>
上の赤いのが、この地域の名産、「あつみ赤カブ漬け」。
あつみ地域だけで栽培される、伝統野菜です。

生の「あつみ赤カブ」も見てみたかったですが、季節が違ったとかで、「道の駅あつみ」では置いてありませんでした(泣)。でも「漬け物」は美味しいですよ!
ちなみに、「赤カブ漬け」というと、私の中では飛騨高山の赤カブ漬けを思い浮かべるのですが、もしかしたら、このあつみ赤カブを飛騨に持ち込んだのが最初…という説もあるようです。おぉっ!またまた繋がった!

さて、翌日は新潟県に南下し、関越道で戻る予定です。
(その途中で、ちょっとだけ、寄り道予定アリ…(笑))

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2012年5月14日 (月)

<春の庄内旅行>清川屋のががちゃおこわ&ぱりろーるスペシャル!(山形県鶴岡市・酒田市)

山形県の駅弁というと、米沢駅の「松川弁当店」「新杵屋」の牛肉対決(?)が、全国的に有名ですね。
その他には、山形駅(周辺の新幹線停車駅)の「森弁当部」などもありますが、あとは駅弁が殆どないのです。
…そう、庄内地方には、厳密な意味での駅弁(駅弁マーク入り)を売っている駅は、ないのです。

でも、駅で売っているお弁当はある!(笑)

Gagacya01それが、こちら。
酒田駅の「ががちゃおこわ」(清川屋)
マンガ「駅弁ひとり旅」でも紹介されたお弁当です。

酒田駅に併設されている、「清川屋」さんの店内で、購入することができました。
(他の店舗だと、冷凍品のままの販売ですが、酒田駅店は蒸かした状態のが売っています)

Gagacya02今回は、このお弁当が密かに食べたかったんです~♪。
前回、このお弁当を見かけた時は、すでにお腹いっぱいで、買えなかったのです。

枝豆入りのおこわ+あつみ赤かぶ漬け…というシンプルさが、潔いですねぇ。お赤飯もそうですが、おこわを噛みしめていると、なんとなく幸せになりますよね!(笑)。しかも、枝豆の風味がほのかに香って、噛みしめるほどに美味しい。枝豆って、本当に味が出るんだなぁ…と、感心。

Pariroru_specialなお、清川屋では現在、春の限定品、
「ほわいとぱりろーる いちごすぺしゃる」も、販売していました。
普通のほわいとぱりろーるに、「摘み立てのイチゴが入った生クリーム」つき!
ほわいとぱりろーるの、ふんわりとした食感に、苺の酸味と甘みが加わった生クリーム…とくれば、イチゴ好きな私としては、やっぱり買わないでは居られない!(旅行中なのに…笑)

ということで、清川屋さんでは、選ぶのに迷ってしまうほど、美味しそうなお菓子がいっぱい並んでいます。

ほとんどは、ネットでも購入できますが、現地で選んで、現地で食べる…という醍醐味…というのが、旅にはあると思うのです(笑)。
今回の旅行だけで、清川屋を3店舗(酒田駅店、鶴岡本店、庄内空港店)も、巡っていた気が…(笑)。つい覗いちゃうんですよねぇ~

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2012年5月 6日 (日)

<春の庄内旅行>羽黒山の壮大な杉並木!(山形県鶴岡市)

出羽三山…といえば、「月山」「湯殿山」「羽黒山」の3つの山々の総称。
もともとは、山岳信仰、そして修験道の山として有名であり、厳しい自然の中にある壮麗な建物も見所多し!!

…ということで、今回も行きたいなぁと思ったのですが、標高が2000m近い月山では、まだまだ雪が残っているとのこと。なんたって、「月山」は春夏スキーのメッカらしいので…(^_^;

湯殿山(標高1500m)も同様かも…と、弱気になったところで、多分、羽黒山(標高414m)なら、きっとGWでも大丈夫!?(笑)

特に羽黒山には、三社の神を併せて祀る三神合祭殿があるので、羽黒山にいけば三山いったことになるかも…と、やや安易な発想も! 

Hagurosan01県道47号線を、羽黒山方向に走っていると、いきなり大鳥居が現れます。…えぇっ!ここからすでに参道が始まるんですか?
しかも、高さ20mもある両部鳥居は、かなりのインパクトです。
両部鳥居とは、両側に足がついている鳥居。厳島神社の鳥居と同じ形ですね。両部とは、密教の金胎両部から来ている言葉なので、神仏習合のなごりがある場所が多いとのこと。

さて、出羽三山神社の正式なお参りルートは、麓の随神門をくぐって、2446段の石段を登っていくのが本道とか…。
随神門から続く、すばらしい杉並木は、国の天然記念物で、門をくぐった途端、人間の世界から、別世界に移動したかのような雰囲気です。

羽黒山には、こういったスギの古木が数多く残っており、正規ルートの石段2446段の両側には、樹齢300~600年の古木が585本立ち並んでいるとのこと。 
Jijisugi

←羽黒山でも一番古いといわれる杉、「爺杉」
 なんと!樹齢1000年以上と伝わっているようです。
 1000年前というと、平安時代?


 

Hagurosan05←爺杉のすぐ近くにある、国宝の「五重塔」
これは東北地方最古の塔で、平将門が建立したと言われているそうです。うーん…やっぱり、1000年ほど前なんですね(^_^;。

ところで、心なしか、鼻がムズムズするのですが…(^_^;スギ花粉?(笑)

 

…とここまでは歩いてきたものの、2446段の石段を登り切る根性がなく、羽黒山有料自動車道路を使って、車で山頂に向かいます…(^_^;。

山頂の駐車場からの参道を歩いて、出羽三山神社の「三社合祭殿」に向かいます。

Hagurosan02おぉぉ…ここも見事な杉並木です。
樹齢何年なんだろう…と思ってしまうほどに、巨大で、まっすぐ延びた幹が、すばらしい!

杉並木の参道というと、平泉の中尊寺に向かう道なども思い浮かびますが、ここのスギは、荒削りな生命力を感じ、木からパワーを貰えるような感じです!

Hagurosan03←山頂の鳥居。

えーっと…(^_^;、鳥居が小さく見えますが、相対的に木が大きすぎるだけです(笑)。


 

Hagurosan04鳥居をくぐれば、 「三社合祭殿」
あまりの巨大さに、口があんぐりと開いてしまいそうです(笑)。なんと、萱葺屋根の厚みだけで2.1m!。さすが三社を合祭しているだけあります。
大きいと言えば、出雲大社も大きいのですが、あちらとは違った威厳が感じられるお社です。

最近では、出羽三山でも修験者よりも観光客の方が増えているそうですが、麓の参道沿いには「○○坊」という名前の、修験者のための宿屋が連なっています。
多いときには300以上の坊があったそうですが、現在では30個ほどが残って、営業を続けているとのこと。

手入れされた美しい自然…でもなく、また手つかずの荒れた自然…でもなく、人間という生物と共生した自然…という雰囲気の、羽黒山。
修験道とまではいかなくても、一時でもこういった自然の中で、自分自身と対話してみるのも、オススメかもしれません。
忙しさの時間の中で忘れがちな、自分の何かが、ふと、見つかるかも…

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<春の庄内旅行>歴史的建造物に一見の価値あり!(山形県酒田市、遊佐町)

Sankyosouko 2年ぶりに「酒田」にやってきました。
←酒田の有名スポット「山居倉庫」
大震災の余波なのか、思いの外、人の往来が少ないですねぇ…(泣)。

 

酒田と言えば本間様…が有名ですが、見所はそれ以外にもありますよ(笑)。

Abumiya 「旧 鐙屋(あぶみや)」
鐙屋は、江戸時代に隆盛を極めた、廻船問屋。商社みたいな商売…?
今、公開されているのは500坪ぐらいの家屋部分ですが、本当は2倍の1000坪程の広さがあったとのこと。いやはや、立派な造りです。

こういった、当時、贅をつくした家屋では、どこに金をかけるか!(笑)。
もちろん、部屋の数もありますが、昔の人は、「木の材質(柱や家具)」や「細工物」に、こだわりがあるような気がしてなりません。
特に、近代になってからの「こだわりの日本家屋」には、あまり細工物が見られなくなってくるので…

Rannma01 最近の古家屋ウオッチングで気に入っているのが、欄間(笑)。
障子や襖の上部にある、明かりとりや換気などに使われる部分です。
今になっては製造・修理さえ難しい…と呼ばれるほどの、緻密な細工があると、わくわくしてしまいます。
↑これは障子欄間ですが、模様が楽しい!

Hikiteあとは、長押の釘隠(写真後列)や、襖の引き手も、いろいろ♪
意匠が面白いモノ、家紋を模したもの…などなど、こういう小さなトコロに大きなこだわりがあるのが、楽しいですねぇ~。

 

ついでに、家屋つながりで、遊佐町の「旧 青山本邸」も行ってみました!

Aoyama01 遊佐町の海岸近く(字青塚)に、いきなり現れる、立派な門構えの恐ろしく大きな豪邸です。
しかも「本邸」とわざわざついているのは、他に「別邸」があるからなのだそうで…→青山別邸

「青山」の名前に心当たりがない方でも、北海道の「ニシン御殿」という言葉は聞いたことがあるかもしれません。
明治・大正時代にかけて、北海道の「ニシン漁」で巨万の財をなした人たちが建てた、小樽周辺の立派な屋敷群のことですが、その中でも、「小樽貴賓館」とも呼ばれる、旧青山別邸は他に類を見ない贅沢な造りとして、有名です。

……そう、あのニシン長者、青山留吉さんの本邸が、ここだったんです!
実は、青山さんは遊佐町出身の漁師で、苦労の末、小樽で成功したことがわかりました。

……しかも、小樽(祝津)の青山別邸は、酒田の本間邸に魅せられて、自分もあんな屋敷を建てたい…ということで、三代目当主のお嬢様が造らせたとのこと。
酒田と小樽って、つながりが深いんですね!びっくり!
ちなみに、小樽で有名な「青塚食堂」は、この青山本邸の住所(字)を同じ「青塚」。調べてみれば、青塚食堂は、遊佐町出身の方が開かれたとの噂が…。

点の知識と点の知識が繋がって、「線の知識」となる瞬間は、わくわくしますねぇ~!

Aoyama02 さて、母屋をパチリ。
でも、広くて、全然カメラに入りきりません(泣)。
広い敷地の中では、母屋以外にもいくつかの建物や蔵などが、点在しています。

Aoyama03 Aoyama04 ここの欄間も凝っていますねぇ~。
こだわった家屋では、同じ模様の欄間はなく、全部違うデザインなのが、すごいです。
 

Aoyama05←これは、天井につるされた折り鶴たち。
飾りではなく、虫除けのためだそうです。ハエは、白いものに止まる習性があるため、こういったものを天井につるしていたとのこと。へぇぇぇぇぇ!
 

Aoyama06 ←これは、土蔵の内部の扉。
保存を目的とした土蔵は、どちらかというと丈夫な扉が一枚ばーん!とあるのが普通ですが、こちらの土蔵扉は2枚。
本来の頑丈な扉の内側に、すかし飾りの内扉があるのです。

この無駄さ加減が、贅沢な造り…(笑)。
 

写真にはありませんが、本邸玄関の扉も面白い造りでした。
防犯用として、ケヤキ一枚扉が3枚はめ込まれているのですが、開けるときは、
 ①まず、ガラガラ…と雨戸のように端に3枚重ねて収納。
 ②3枚重ねたまま、90度回転して、壁際にピタ…とくっつく。
 ③これにより、開口部が扉板3枚分、フルに開くのです!採光や風通りもばっちり!

ボランティア案内の方が、「この施設は、とてもマイナーなところでねぇ…あまり人が来ないのですよ」と、悲しそうにつぶやいていました。
確かに、殆ど貸し切り状態で、ゆっくり見学できていたような…(^_^;。

青山翁を知らなくても、この建物だけでも、十分楽しめると思うのですが!

地元としたら、「青山留吉翁やニシン御殿」との関連がポイントなのかもしれませんが、今の時代、ニシン御殿という言葉自体も知っている人が減っていると思うので、ここは普通に、「建物の歴史的価値」も、前面に打ち出してアピールしてみてはどうでしょうか。

こういった古い家屋は、現在、その維持整備が大変だと聞いています。
私たちの入場料(笑)が積み重なって、維持管理費の支えになるとしたら、興味ある方は、ぜひ、どんどん訪れていただきたいものです。

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念願の「アル・ケッチャーノ」(山形県鶴岡市)

旦那: 「奥さんばかり、美味しいモノを食べていて、ずるいなっ」

たまたま、家で山形イタリアン、「サン・ダン・デロ」の話しをしていたら、旦那がポツリ…。

……え、えーっとぉ…(;^_^A (汗)
別に隠れて食べに行っているわけではないけど、結果的には(まだ)一緒に行けていないだけだよぅ…
(←やや詭弁(笑))

ということで、旦那と一緒にディナーに行くという話しになったのですが、せっかくならGWを活かして、山形の本店「アル・ケッチャーノ」に行くことに!。
2年前の山形旅行の時には予約できず、悔しい思いをしたので、今回は早めに予約しました。

アル・ケッチャーノがあるのは、山形県鶴岡市。
庄内地方の中央に位置し、美味しい魚、肉、野菜をはじめ、米、酒まで…なんでも揃ってしまう、とても羨ましいエリア(笑)。食だけで言えば、独立しても困らないですね…きっと(笑)。

店は、鶴岡駅からは、バスで20分ほどの場所。国道112号線を湯殿山へ向う途中にあります。決して、交通至便とはいえない場所ですが、ここをめがけて、全国から人がやってくるのですから、すごいものです。

一つ一つの素材の味を見極め、豊かな発想による食材の組み合わせと、必要最小限の調理で最大限の美味しさを引き出す…という、独特の手法をテレビ等で伺うたびに、「奥田マジック!」と思わずにはいられません。自分の食に対する向き合い方は、まだまだ未熟だなぁ…と、素直に頭を垂れてしまいます。
そんな「マジック」を、直接体験できるのですから、期待で胸が高まります!

Alche01 <テーブルのセッティング>
木のプレートには、庄内特有の地野菜のイラストが書かれています。ただ料理を食べて貰うだけではなく、「庄内の食材」に興味を持ってもらうのは、とても良いことだと思いました!

Alche02 <ホウボウの冷製パスタ>
ホウボウを塩でしめて、魚の旨味を引き出した上で、シンプルにオリーブオイルで和えたもの。ホウボウの味が凝縮されていて、オリーブオイルの風味で美味しくマリアージュ♪。魚は「新鮮さ」だけではない、「何か」が加わっている感じです。

Alche03 <西バイ貝と山ウドのタルタル>
昼間に食べたお寿司にも「ニシバイ」がありました。どうやら「バイ貝」のなかでも美味しい種類とのこと。先ほどのオリーブオイルとは、違う種類のオリーブオイルで和えてあります。ニシバイのコリコリ感と、山ウドのシャキシャキ感の違いが、噛んでいると口の中で変化して、エンドレスになりそう(笑)。(噛んでいくと、味が変わっていく…というのが、面白いです!)

Alche05<庄内真鯛と岩魚の燻製、5種のハーブ添え>
真鯛の刺身と燻製にした岩魚の刺身を交互に重ねたもの。ほのかに香りが移っていて、旨味が強く感じるような気がします。皿の右上には「燻製岩魚フレーク」があり、それを一緒に食べると、また味が変化します!。
なお、岩魚の卵がイクラなみに大きいので尋ねたところ、「体長45cm」の大岩魚なんだそうです!にわかに信じがたい大きさです…(^_^;。鳥海山の冷たい伏流水で、3年かけて育てられるそうです

Alche04<カタクリとホタルイカのバーニャカウダ>
アルケッチャーノのバーニャカウダは、ニンニクではなくカリフラワーを活かして作る…までは、知っていたのですが、それに絶妙に火の通ったホタルイカが加わると、ワタが溶け出して、さらに濃厚なソースに!!!!個人的には悶絶級のおいしさ!(笑)。また、カタクリがとても甘くて、よく合っています!!根っこや花は有名ですが、「カタクリ」の茎を食べたのは初めてです。

Alche06<サクラマスのルイベ>
庄内の春の味覚、サクラマスです。凍らしてルイベになっているため、半解凍の食感!。それと、無造作に切ったフェンネル(茎)、フェンネルの葉、オレンジ がバジルオイルで和えてあります。多分、聞いただけだと「それ、合っているの?」とか突っ込みたくなる気持ちはわかりますが、これが不思議なことに、口の中で、とても不思議にマッチするのです。柑橘類のオレンジと、フェンネル…って、どう聞いても、合うとは思いつかないんですが、これも百聞は一食に過ぎず…(笑)。

Alche07 <ツリガネソウと赤フグのリゾット>
米は、スタッフの実家でとれた「はえぬき」だそうです。トレーサビリティ万全(笑)。ツリガネソウも観賞用というイメージがありますが、山菜として、食べられるようですね。なお、フグは淡泊なイメージがありますが、このフグはとても旨味が濃厚!。旦那曰く、「トラフグよりアカフグだから、いいんだろうなぁ」と。ごめん、ふぐの種類を食べ分けるほど経験がないです…私(^_^;。米粒もちょうどよい固さで、バターではなくオリーブオイルで調理してあるのが、さっぱりしていて好感!。

Alche08 <エゾシカ肉のタリアータ サラダ春菊とグリッシーニ和え>
エゾシカ肉は火を入れすぎると硬くなるし、生だと寄生虫が心配だし…ということで、絶妙に火を通して、薄切りにして提供!なぜグリッシーニ?…と思ったら、これは「エゾシカのカツ」を模しているとのこと。シェフが北海道でエゾシカ肉のカツを食べた時に、閃いたらしい…。カリッカリのグリッシーニと肉と、クセのある春菊(しかも焼と生)という個性的な集団が、一緒に食べると、すばらしい「エゾシカのカツ料理」に変身!(笑)。ふつうに揚げるんじゃなくて、グリッシーニを加えちゃうところが斬新で、美味しい!もう、この組み合わせに至っては脱帽もの。

Alche09 <月山筍の生ハム巻き揚げ>
今年は寒かったからか、月山筍がなかなか入荷しなかったらしいのですが、ここ数日のあたたかさで、ようやく食べられるようになったとのこと。面白いのは、揚げ衣の中に「炭酸水」とフェンネルが入っているそうですが、なぜ炭酸水?…と聞くと、「なぜかわからないけど、カラッと揚がるから」だそうで…(笑)。食感もカリッカリ!で美味しいです~♪。下のフェンネルの唐揚げは、揚げてしまうとフェンネルらしい香りが半減してしまって、ちょっと残念。

Alche10 <鯛の水煮>
鳥海山の水だけで、鯛をの切り身を煮込んだというシンプルな料理。鳥海山の水がいいのか、鯛がいいのかわからないのですが、でてきたスープは、とても上品な潮汁のようで、幸せ~。ちなみに左下のものは、コゴミのルッコラペースト和え。ルッコラが大好きな私には、麻薬のように虜になりそうな味!(笑)。この和え物だけで、もっとたくさん食べたい…(^_^;。

Alche11 <庄内産ワタリガニのタリアテッレ>
ワタリガニのパスタ自体は、珍しくないかも…と思いつつ、やっぱり普通とは違う!…のが、アルケッチャーノ(笑)。カニの足の部分が揚げてあるのか、焼いてあるのか、すごく香ばしくバリバリと食べられる!甲羅の香ばしさで、手打ちパスタのシンプルなトマトソースまでが、濃厚な印象に!

Alche12 <丸山さんの羊肉とジャガイモのロースト>
今回のメイン(?)プレート、丸山さんの羊肉!すてきなロゼ色に火入れされたお肉は、食感といい、香りといい、なんか羊肉とは思えない上品さ(笑)。普段、ジンギスカンとかで、ガツーン!とした羊肉を食べている身としては。若干の物足りなさもありますが(笑)、これはこれで美味しいから許す!。ちなみに上の野菜は、アイコ(ミヤマイラクサ)だそうです。山草の一種で、茎がしゃきしゃきして美味しいのですが、摘むときはトゲで痛いとのこと。

Alche13 <牛タンの赤ワイン煮>
もう羊で肉は終わりかな…と思っていたら、もう一品(笑)。牛タンがトロットロに煮込まれているだけでも美味しいのですが、その下の「ゴボウピューレ」が、美味しいのです。ゴボウが甘いし、泥臭くないし、上のゴボウチップと合わせて一緒に食べると、素敵なマリアージュ!。イタリアンでゴボウは普通使わないと思うので、これは和の発想かもしれませんね。牛舌と牛蒡って、字も煮てるので相性がいいのかも(笑)。もしや、正月にテレビでやっていた、和田さんのゴボウかしら…

Alche14 <モンテルナ(月山)>
モンテ=山、ルナ=月、ということで、月山を模しているようです。モッツァレラチーズのムースと角切りリンゴのケーキだそうですが、モッツァレラチーズのケーキ…というのは、初めて聞きました。実際に角切りのモッツアレラチーズが入っていました。あまり甘すぎず、ほんのりとした甘さと、シャクシャクとした角切りリンゴの酸味が合わさって、お腹いっぱいでも、食べてしまう…(笑)。

ちなみに、上の生クリームは雪なのだそうで…(笑)。
今の時期、月山はまだ雪がいっぱいあって、春夏スキーのメッカとなるそうです。
Gassann01
←(参考)月山の風景。まだまだ雪多し!


ということで、全13品!シェフのオススメ1万円コースを、堪能してまいりました。
一つ一つのお皿の中に広がるマジックを楽しみながら、食と対話する楽しみを満喫した気分です。やっぱり「また来たい!」と思ってしまいますねぇ(笑)。

…ところで、旦那様は、ご満足いただけましたか???

旦那: 「はい、とーっても、一つ一つのお皿を楽しませていただきました。美味しかったです♪」

それは何より!
遠く、山形まで来た甲斐があって、よかったです。

最後、帰り際に、前日東京に居たハズの奥田シェフと、お店で再会(笑)。
お忙しそうですが、ぜひお体に気を付けて、今後ともご活躍ください!。

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2012年5月 5日 (土)

サン・ダン・デロ3周年記念!(銀座)

銀座にある「おいしい山形プラザ」が、開店3周年を迎えたとのこと。
ただいま、3周年記念キャンペーンを行っています(~5/13)。

なかでも、4月30日はちょうど「開店日」とのことで、いろいろなイベントが行われました。

<1F特産品コーナー>
 ・お楽しみ袋の販売(300円・3000円)
 ・お買いあげの方に、山形名物「玉こんにゃく」のプレゼント(先着100名様)
<2Fサン・ダン・デロ>
 ・ランチビュッフェ(1500円)
 ※期間限定ディナーコース (通常11000円のコースを8800円にてご提供)
  (ディナーコースのみ、~5/6までの1週間実施)

特にサン・ダン・デロのビュッフェは、滅多にないので、貴重です!
…と思って、いつも一緒に行く友人や旦那を誘ったのですが、双方とも予定が合わず、アウト!(泣)。でも、一人であっても、私行きます!(笑)

Sanndanndero_event01

まずは、オープニングセレモニー。
山形から「アルケッチャーノ」の奥田シェフも上京されて、皆様にご挨拶。

この後、奥田シェフはフロアを回って下さいましたが、参加者に次々と声をかけられるわ、名刺を渡されるわ、写真を撮られるわ…で、「料理以外の部分で、気を遣わなければならないのは大変だなぁ」と、少しだけ気の毒な気分になりました。単に私の杞憂かもしれませんが…

さて、フロアの中央テーブルには、美味しそうな皿が並び、次々と新しい料理が出てきます。 (お料理の一部紹介)
Sanndanndero_event02 Sanndanndero_event03 Sanndanndero_event04 Sanndanndero_event05




豚肉のリエット    桜マスのマリネ  野菜バーニャカウダ おつまみ?  

これ以外にも、記憶によると
・各種カナッペ(2~3種)
・各種パスタ(4~5種)
・ラザニア
・サラダ
・ゆでアスパラガス
・鶏肉とジャガイモのロースト
・山伏豚とウドのピンチョス込み
・牛肉のタリアータ
・丸山さんの羊すね肉の煮込み
・マチェドニア……などなど

飲み物も、月山ワイン、スパークリングワイン、ソフトドリンクが飲み放題。
(地ビールのみ有料。ワイン類は高畠ワインからの提供だそうです)

普通ならメニューに載っていないような料理が、楽しめるのが、ビュッフェの良いところですよね。それぞれに「山形の旬の食材」が使われており、「あぁ、こういう食べ方もあるのだなぁ」と、感慨深く食べておりました(笑)。

Sanndanndero_event06
個人的には、タコのペペロンチーノと、羊すね肉の煮込みが絶品でした♪


一方、ビュッフェというのは怖いことに、その人の品性みたいなものが垣間見えるシチュエーションでして…(笑)。
残念ですが、他の人のことを考えずに、一人でたくさん皿に取ってしまう人がいたり、行列関係なく割り込んで、料理をとっていくなど、自分中心の振る舞いが際だってしまうんですよね(本人だけが気づいていないケース)…(ノд・)

あとは、せっかくの山形食材あふれるメニューだったにもかかわらず、そういった食材に興味を持ちながら食べている方が、あまり見られなかったのも残念。
(これなんだろ?…とか言いながら食べていても、別にそれが何であっても構わない…的な話しの流れになるのが、悲しい。あとは、何を食べても「うまっ!」という語彙しか発さない人とか…涙)

個人的には、もう少し、「作ってくださった料理人への感謝」とか、「食べ物に対する敬意」を持って、サン・ダン・デロの料理を食べていただけたら、嬉しいなぁ…と思います。

なお、最後には「つや姫(2合)」のお土産までついており、大変お得なイベントでした。
ご招待いただき、本当に有り難うございましたm(__)m。

Tuyahime_event
…ちなみに、その日は1Fでお楽しみ袋も購入したのですが、帰ってあけてみたら、中味は全部、「つや姫(米)」でした(笑)

←トータルで、約5kg!
  (どうりで重いわけです)

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2012年5月 4日 (金)

モスバーガークラシック神楽坂店(閉店間際!)

バタバタとしている間に、いつのまにかGWに突入しておりました。
しかも、我に返ったら、すでに休暇が残り2日…(^_^;。

実は、「GW(休み)になったら、やろう」と思っていたことが、(旅行以外)何も手が付けられていません(笑)…ま、そんなものでしょう(^_^;。

さて、GWちょっと前に訪問してみたのが、こちらのお店
Mosclassic01
モスバーガークラシック神楽坂店

全国展開をしている「モスバーガー」が、新しい事業の一つとして展開したのが、「アメリカンクラシックスタイル」のハンバーガーを提供するお店
日本で唯一の店舗です。店舗の外見もまったく違いますよね…

ファーストフードの中でも、モスバーガーは、素材を活かした美味しさで、他との差別化ができていると思っているのですが、この店は「ファーストフード屋」ではなく、「ハンバーガーレストラン」とのこと。(もちろん、中味もグレードアップ、値段もグレードアップ…ということです)

前々から行きたいなぁ…と思っていたのですが、なんだかんだで行きそびれ、ようやく訪問できたと思ったら、実はこの5月6日(日)で閉店だったという…ちょっとショック(^_^;。

なお、普通のモスとは色々と違っております。目立ったところだけでも…
 ・アルコールがメニューにあること
 ・ハンバーガーの中の肉(パティ)は、「国産ビーフ100%」

  
(普通は、国産の合い挽きを使用)
 ・肉(パティ)一枚の大きさが、約2倍(約100g)
 ・ピザやサイドメニューも充実
(ただし、ポテトはハンバーガーについてきます)

メニューも、普通の店舗と同じモノはなく、完全にオリジナル…と思った方がよさそうです。どれもこれも、とてもボリュームたっぷりで美味しそうなんですが…

旦那: 「せっかくだから、ダブルパティで行こう~!」
私  : (ひょえぇぇぇぇ…!普通の2倍パティ×2で4倍だよー!)
       ↑心の声

…と叫んでおりますが、食べますとも!私!
そうです、食べ物は一期一会。しかも閉店間近ともなれば、多分これが最後の訪問。しっかり食べておかねば…(^_^;。

Mosclassic02「神楽坂バーガーわさび」
エリンギとマッシュルームと長ネギが挟まっており、ワサビの香りが香る、あっさりソースのハンバーガー。
肉もジューシーに焼かれていて、私としてはとても好きな味。

Mosclassic03 「テリタルエッグバーガー」
タルタルソースが、でろ~と、はみ出ておりますね(^_^;。
しかも、「テリタル」の名称から推測するに、「テリヤキ」&「タルタル」のダブルソース!
うわわわわ…と内心思いつつも、このタルタルソースの濃厚さがやみつきになりそうなところが、非常にアメリカン!(笑)。コッテリ味が好きなら、これは幸せになれますねぇ(笑)。

しかし、両方とも、手で持って食べるのは非常に困難!
しかも、ナイフとフォークで食べても、崩れること必須!
すべての素材をいっぺんに口に入れたい…と思うのですが、難しい…(^_^;

なお、食べてみての感想ですが、
あまり、モスバーガーとの比較に拘らず、ひとつのハンバーガーレストランとして、楽しんでもいいのではないか…ということでした。

とはいえ、残された期日はあと2日。
もし、「この店、行こうと思っていたのよね!」とお思いの方がいらっしゃったら、この土日でぜひご訪問ください!

(余談)
ランチに、このハンバーガーを食べたら、もう何もその後はお腹に入らないのではないか…という気分になったのですが、その日の夕方、旦那から、「今日の夕飯は何?」と聞かれて、のけぞるほどびっくりしました。まだ入るんだ…すご~い!(゚ロ゚)

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2012年4月 9日 (月)

「イル・フィーゴ・インゴルド」の絶品!仔羊の炭火焼(六本木)

Hinokikouen_sakura_2 首都圏では、ちょうどこの土日でが満開となったようですね。

満開の桜の木は、一本であっても、心がほんわかしますが、やはり満開の桜並木…というのは、何ともいえない迫力があります。

←東京ミッドタウン、檜公園の八重桜

 

さて、そんな春の週末を目前に控えた、金曜日の寝る直前。
旦那が一枚のプリントアウト紙を手渡してきました。

旦那:「はい、宝の地図をあげる」

私  :「…?宝?]
ちなみに、どうやら、都内のお店の地図らしいのですが…(^_^;。

旦那:「そこは、仔羊の炭火焼が、とーっても美味しいお店らしいよ」

おぉぉ…なんと(・◇・)!それは、すばらしい!
確かに、宝の地図かも!(笑)
私は、羊料理に目がないんです…

…ということで、思い立ったが吉日!翌朝、すぐに予約を入れて、GO!
羊料理となると、俄然、決断と行動が早くなります…(大笑い)

トラットリア「イル・フィーゴ・インゴルド」

最寄り駅は六本木。
自分としては、滅多に出没しないエリアのため、若干「おのぼりさんモード」が入っています(笑)。東京ミッドタウンの中も、今回初めて入りましたよっ!ミッドタウン内のスーパーマーケットの品揃えがすばらしくて、うっとり!←そこ?

店自体は、住宅街の中に位置しているので、静かなたたずまい。
それ程、広くはないフロアに、お客さんがびっしり入っています。噂どおりの人気店です。

Figoingordo02
ランチは、Aコース~Cコースまで3種類。
今回は「羊」を食べにきたので、迷わずCコースでしょう。

←これは、全コース共通の「パン」。
  どのパンも「粉の甘み」が感じられる、おいしいパンです。

 

Figoingordo01 <前菜>ビュッフェスタイル
好きなモノを、好きなだけ…形式。
しかし、どれも魅力的で結局、全種類とることに…(笑)。
しかも、全部の料理が美味しい!素材の味を活かした料理法と塩加減で、パクパクパク…と、あっという間に平らげてしまいました。
特に、ナスのグリルと、鱈のエスカベージュと、卵焼きがお気に入り

Figoingordo03<パスタその1>白身魚と貝類のトレネッテ
塩味とオリーブオイルのニンニクのシンプルなパスタですが、魚介類のダシが濃厚で美味しいです!トレネッテのモチモチとした食感も、しこしことしたうどんのようで、楽しい一品。

Figoingordo04 <パスタその2>アマトリチャーナ ブカティーニ
ストロー状になった太いパスタが「ブカティーニ」。それを、ベーコンとタマネギとトマトソースでシンプルに食べます。これまたトレネッテとは違った、かみごたえがあって、楽しいです。トマトソースの酸味や味も、好みだなぁ!(パスタは多少元気が良すぎて、トマトソースを洋服にハネさせる危険性が大)

Figoingordo05 <サラダ>ドレッシングが選べます!
普通にサラダが出てきた……で、終わらないのがこの店。その場で、混ぜ合わせて、好みのドレッシングを作って、かけてくれます。
店員さん:「ドレッシングですが、オリーブオイルは3種から、ヴィネガーは7種類から選べます」
うわぉ~単純に組み合わせると、3×7=21種類のドレッシング(笑)

オリーブオイルは、シチリア産やトスカーナ産等、産地による個性の差。
ヴィネガーは、あっさりレモン汁から、各種ヴィネガー、バルサミコ酢等、多岐にわたります。旦那のチョイスした「シチリア産オリーブオイル×バルサミコの香りを付けた白ワインヴィネガー」が、美味しかったです。

Figoingordo06 <メインその1>仔羊の炭火焼
まってました!メインディッシュです。
しかし、仔羊なのに大きいですねぇ…この肉!(笑)
味付けはシンプルに、塩胡椒とローズマリーだけ。でも、この潔さが、かえって、あふれる肉汁や脂とともにすてきな調味料になっています。骨周りも美味しい♪。脂身も美味しい♪。もちろん、肉も美味しい♪。
あぁ…すてきな羊料理に出会えて、幸せだなぁ~。←すでに舞い上がっています

Figoingordo07 <メインその2>北海道産乳飲み仔牛もも肉のスカロッピーネ ソレント風
二人ともメインは「仔羊」でも良かったのですが、珍しいものを見ると、つい頼んでしまうクセがあって、一つはスカロッピーネにしてみました。いうなれば、仔牛肉を土台にしたマルガリータピザみたいな感じ?(トマト・バジル・チーズ)。
たぶん、乳飲み仔牛の味が淡泊なので、いろいろと補った料理なのでしょう。確かにこちらも美味しいのですが、ごめん、私は個人的には、羊の美味さに軍配!(笑)

Figoingordo08 Figoingordo09 <デザート>ワゴンから好きなモノをチョイス!
メレンゲケーキ、ティラミス、リコッタチーズのチーズケーキ、マチェドニア、ショコラケーキ、シャーベット8種から選べます。
(種類は制限しないけど、一切れが小さくなるよ…と言われました(笑))

左:ティラミスとメレンゲケーキ
右:リコッタチーズのチーズケーキとメレンゲケーキ

ちなみに、日本のケーキと比べるとスポンジが粗いし、メレンゲもとーっても甘いです!(笑)。たぶん、イタリア仕様なんだと思います…

お料理は、どれもこれも美味しかった。
しかも、サービスの人がみんな感じよくて、親切だったのが印象的。

とても居心地の良い時間と、料理を堪能することができました。
「羊肉」が食べたくなったら、また行こうと思います!
Midtown_sakura
←最後は、東京ミッドタウン裏手の桜並木。

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2012年4月 3日 (火)

もち吉の「ちからこぶ煎餅」(銀座本店)

築地からブラブラ歩いて、銀座三丁目へ。
…直線で約1kmぐらいの距離なので、天気のいい日だったら、恰好のお散歩コース。

普段急いでいると、用事のある最寄り駅に降りてしまうので、「築地」「東銀座」「銀座」と、点でしか覚えないのですが、たまにはこうやって歩いてみると、地図が繋がってくるので面白いです。
面白そうな店を見つけたら、ふら…っと立ち寄れるのも、お散歩の魅力。

で、築地と東銀座の間ぐらいで、みつけたのが、「もち吉」(銀座本店)

“あられ・おせんべい”という暖簾に惹かれて、
私 :「ん?…おせんべいやさん?なんか美味しそう~♪」
と、フラフラ~と近づいていったわけですが(笑)、何やら、隣りの旦那の反応が、いつもと違う…?。

旦那:「えっ?あれー?…なんだ、こんなところにあったのかぁ、もち吉」
なにやら、久しぶり~♪…みたいなセリフですが(笑)

旦那:「もち吉ってね、のーがた”の美味しいおせんべいやさんなんだよ」

のーがた?
…「農形」…「脳型」…「濃潟」←米つながりで新潟の一部だと思ったらしい
頭の中の変換キーを、何回押してみても、地名になりません…(^_^;。

すみません、九州にいた人なら、一発変換なんですよね、「直方」
ATOKは「のうがた」じゃ出てこなくて、「のおがた」じゃないと変換しない。…本当ですか?
てっきり、この漢字は「ちょくほう」か「なおかた」だと思っていましたよ…(爆)

なにやら、「美味しいおせんべい」だと評判のお店らしいのですが…

私 :「九州だと、有名なおせんべいなの?」

旦那:「え、でも今の会社の人たちも、『もち吉』のおせんべいを差し入れで
    貰うと、『これって美味しいのよねぇ』って、喜んで食べているから、
    全国区じゃないの?」

がぁーん……(;゚゚)、全国区のおせんべいを、私は知らなかったようです。

…ということで、「もち吉」のお店で、色々と試食させていただき、一番のお気に入りを買ってきました。

Mochikichi_chikarakobu 「ちからこぶ煎餅」醤油味(左)
「ちからこぶ煎餅」サラダ味(右)

私の煎餅の好みは、歯で噛んだ時に、「硬すぎず」「脆すぎず」「厚すぎず」「薄すぎず」「パリッとした歯ごたえ」

実は、そんな絶妙加減の煎餅に、なかなか出会えたことがなかったのですが、この「ちからこぶ煎餅」は、その黄金比とも言える歯ごたえ!!!♪。

この固さ加減に、ひと目惚れです!正確には、ひと噛み惚れ…?

醤油味も、ふんわりと香る醤油と複雑なダシの味が美味しいのですが…
個人的には、シンプルな「塩味」が好きなので、サラダ味がイチオシ!

しかも、11枚入って、315円というお値段にも感涙です。

あとは、山手線沿線にお店がないので、ちょっと買い足しに不便なのが、玉に瑕。
銀座本店が、本当に東銀座と築地の真ん真ん中で悩ましい…(^_^;)
意外に住宅地とかの郊外の方が、手に入れやすいのかもしれません。
いや、ネットで確実に購入できます…はい(笑)

しばらく、リピートしてしまうかも…。
一気食いしないように、理性を保つのが、まず大変なんです…(笑)

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2012年4月 1日 (日)

原了郭の「黒七味」(京都)

さて、「鳥せい」の照り焼き弁当についていた、「黒七味」

鳥せいの店員さん曰く、
「この黒七味が美味くて、鶏と合うのよ~。山椒がぴりりと利いてな!。でも、黒七味は、あそこの旦那が手作りしているから、あまり量が作れないんだけどな!」
なにやら、ご近所の知り合いのような、セリフですが…(笑)。

なるほど、それは、山椒好きの我が家からすれば、魅力的ですねぇ。
何たって、七味や一味よりも、山椒の方が消費量多いぐらいですから…

私  :「そういえば、さっき違うブースで、『黒七味』を売っていた記憶が…」

旦那:「!」 いきなり、きびすを返して、小走りで移動開始…(反応が早い!(笑))

Kuroshichimi 祇園 原了郭「黒七味」
←無事にゲットです(笑)。
ご存じな方は、ちゃんと狙って買いに来てらっしゃるんですね。危うく、売り切れるところでした…(^_^;。

この「黒七味」。文字通り、外見が黒くて、普通の七味とは色味が違います。

パンフレットを見ると、一応「七味」の名通り、「白ごま、黒ごま、山椒、芥子の実、青のり、唐辛子」を材料としているのですが、どうやら製法が違う様子。一子相伝だそうです!

早速、鶏の照り焼きにかけて食べてみました。
確かに、「山椒」のピリリ…が、特徴的ですが、山椒だけではない、奥深い香りと味がしてきます。
ただし、唐辛子の辛さは殆ど目立ちません。

でも、うまく言えないのですが、鶏の味が奥深くなります!
これをかけることで、素材の味が広がるような、不思議な調味料です。

翌日、かけそばにもかけてみました。
…うわぉ~、蕎麦が2段階ぐらい、高級品になりました(笑)。

後日、麻婆豆腐にかけてみました。
…いけます!、中華もOKだっ!(笑)

奥深いですね…「黒七味」。
最近、我が家では、「ぴーやし」と並んで、ブームな調味料です。

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