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2013年3月29日 (金)

「ローストビーフの店 鎌倉山本店」と江ノ島(鎌倉市)

「ローストビーフの店 鎌倉山」という店の名前を知ったのは、中学生か高校生の頃。まだ食べ盛りだった私は、ローストビーフ専門店という表記を見つけ、胸が小躍りしたのを覚えています。

私: 「お父さん!!『ローストビーフの店、鎌倉山』ってお店、知ってる?!」
    (心の声: あわよくば、お父さん、連れていってくれないかなー!

父: 「うん、行ったことあるよ。とっても美味しいよ」

私: 「へぇぇぇ…いいなぁ………(期待の沈黙)………」

父: 「………(話題が終わった沈黙)………」

私: 「………(話題が打ち切られたショック)………(;д;)
   (心の声: お父さん、自分だけ食べてズルイよ!!子供
は食べさせてくれないの?!

と、子供心に悔しい思いをした会話を、未だに覚えている私って…(笑)。
食べ物の恨みって、スゴイですねぇ…。いや、私の執念と記憶力と言うべきか…(爆)

その時から、「絶対いつか行くぞ!」と密かな野望を抱いておりましたが、ようやくその夢が実現することになりました!
約30年ごしの野望達成に、心なしか感無量です(笑)。

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実際、「鎌倉山」というロケーションが、我が家から遠く、かつ最寄り駅からも遠い…というハードルがありまして、殆ど小旅行の気分。
神奈川県自体に、なかなか足を踏み入れる機会も少ないし…(^_^;

Kamakurayama00 大船駅からタクシーで、ようやくお店に到着。

ウエディングもできるとのことで、ちょうど当日も、素敵なお庭で親族写真撮影が行われていました。

←レストランでは、お庭に面した窓際にだけ、テーブルが置いてあります。
 奥に見えるのは、個室エリアです。
 

Kamakurayama01「オニオンスープ」
やさしいコンソメ味。どちらかといえば、あっさり目ですが、丁寧に作られている感じ。

 

Kamakurayama02「オードブル左からホタテ貝柱、バイ貝、鯛)」
お肉専門店でありながら、オードブルは魚介類オンリー(笑)。
しかも見たまんま、刺身盛り合わせなのですが、ひとつひとつの鮮度が高くて、味は絶品!

Kamakurayama03 Kamakurayama04←帆立(拡大)(左)/バイ貝(拡大)(右)
もちろん醤油でも美味しいのですが、真ん中にある、チリソースがオススメ!帆立もバイ貝もタイも、よく合うんですよ…!しかも魚介類の味が、引き立つ!むむむ…!

Kamakurayama05 Kamakurayama06 さぁて、メインのローストビーフです。
ワゴンにのって、塊ごと席の近くにやってきます。

←シェフ姿の方が、その場でカットしてくれます。
 (でも、「厚めに!」とか気軽に言えない、粛々とした手さばき)

 


Kamakurayama07 「メインのローストビーフ」 
おー!すばらしくサシの入ったお肉です。
カットする瞬間、「薄っ」とか思いましたが、これだけのサシだと、多分適量なんだろうなと。
この肉質と量で満足するような、大人のための店なのかも(笑)。肉の重量で食べ応えが欲しい年代は、来ないほうがいいなぁ(← 当時、父が子供を連れていこうとしなかった理由なのかもなぁ…苦笑)

さすが、お肉の味はゴージャスです。絶妙の火入れと、トロッと舌の上で溶けていく牛脂♪。
上のソースは、醤油味とコンソメ味が選べますが、肉の味を楽しみたいならコンソメ味。しっかりとした味付けが欲しいなら、醤油味がオススメ。
個人的に、テーブル上にあった「塩」を振りかけるのも、美味しいです!

なにげに地味に見える付け合わせも、びっくりする美味しさ。
ニンジンのグラッセは、びっくりするほど甘いし、じゃがいもホクホクで味がしっかりしているので、満足感は高いですよ!。

Kamakurayama08 サラダ 
みずみずしいレタスとその他野菜たち。
しかし、本当にちょこん(量)…。たぶん全体的に、「量」より「質」に重きがあると思われます(笑)。

Kamakurayama09 さて、デザートもワゴンサービスです。
たくさんの中から、2つ好きな物を選ぶと、シェフが盛り合わせてくれます。
(フルーツも選べます)
選ぶ楽しみはありますが、これまたポーションは小さめです(笑)。

Kamakurayama10 Kamakurayama11 Kamakurayama12 「デザート 
洋梨のタルトと苺のショートケーキ(左)
タピオカ入りプリン(中)
マンゴー(右)

…うーん、デザートに関しては普通です。

旦那:  「で、30年越しの野望の味は、どうだった?」
私:  「えへへ…(#^_^#)。美味しかったぁ!満足!」

料理だけでいえば、コストパフォーマンスに疑問を感じる人もいるかもしれませんが、こういうお店は、料理・味・雰囲気・建物・サービス…等々の、総合的なお値段なのかもしれません。
逆に言えば、そういうことに価値を感じない人は、来なくてもいいです…という、店側の意思みたいなものも、感じます(笑)。
(実際に、個室以外は小学生未満は入店不可…ですしね)

おそらく、このスタイルのまま、何十年と続けているのだと思うので、今後「不易流行」としてどう残っていけるか、頑張りドコロなのかもしれません。
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帰りは、腹ごなしを兼ねて、徒歩で山を下りてきました。

この辺の地理がよくわかっていなかったんですが、すぐ近くに「江ノ島」がある!

Enoshima02←江ノ島の展望台から、鎌倉方向を望む。

初めて江ノ島に上陸したのですが、珍しく天気が良く、見晴らしもすばらしかったです。
そうか、これがいつもNHKニュースで写っている江ノ島からの眺めかぁ!(笑)

Enoshima01
そして、生まれて初めての「江ノ電」にも乗りました!
床板が木造なのにびっくり。

 

いきあたりばったりでの散歩でしたが、色々と発見があって、楽しかったです。
(やっぱり、小旅行になってますね…(笑))

私にとっては、残念ながら行く頻度も、土地勘も低い神奈川県ですが、これからは少しは行きやすくなりますでしょうか…
(東横線と副都心線が繋がったので、ちょっと選択肢が増えそうです♪)

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2013年3月 4日 (月)

叶匠寿庵の「春の小筥」と「叶ロール いちご」

すでに、3月(弥生)です。季節が巡るのは早いですね…(゚ロ゚)
3月といえば、桃の節句ですね。

この時期になると、「桜餅」がお店に並びます。
桜餅好きの旦那が、出かけるたびに新しい桜餅を買ってきます…(笑)。
この週末だけで、10種類ぐらい食べてます…(^_^;

でも旦那は、関西出身じゃないのに、道明寺風の桜餅が好みなんだなぁ…と、密かに不思議に思っていたんですが、改めて調べて、びっくり!
 →桜餅って単純に、関東が「皮タイプ(長明寺)」で、関西が「餅粉タイプ(道明寺)」じゃなかったんです!

 関東地方を中心に東北地方の太平洋側山陰地方の一部では長命寺
 伝わり、
近畿地方を中心に西日本、北陸地方、東北地方の日本海側、
 北海道
では道明寺が伝わった。(Wikipediaより抜粋)

  …そうか、北海道は、道明寺がメインだったのかっ!(゚ロ゚)。なんとく、すっきり!
    (でも、単純に嗜好の問題だったりするかも…(笑))

ちなみに、私は関東育ちなので、成人するまで道明寺タイプは知らなかったです(爆)。

(関東人のトリビア→ 正式な長明寺桜餅は、桜葉が1個あたり3枚使ってあるんです。でも若干塩味が濃くなるので、そこは好みですが…)
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さて、いろいろと味見したなかで、、今年のベスト桜餅としては、

Kanousyojyuan02 叶匠寿庵「春の小筥(こばこ)」に一票!
期間限定(3月2日と3日のみ)&店舗限定販売商品(直営店)。
珍しく、新丸ビルを歩いていて、見つけました。池袋東武にはないワケだ…(笑)
 

Kanousyojyuan03 いうなれば、長明寺と道明寺のいいとこどり合体商品!
中心には「道明寺桜餅」、その周りを長明寺の皮で包んで、桜葉のヒモで結んでいます。
←断面

でも、造りの珍しさよりは、その味の美味しさがオススメ!
アンコの味、甘さ、桜葉の使い方、道明寺の固さ…等々、バランスも含めて、「うまーい」と幸せになれるお菓子です。
(叶匠寿庵の普通の道明寺桜餅も、もちろん美味しいです♪)

ちなみに、叶匠寿庵の限定商品を、もう一個見つけてしまったので、こちらも購入。

Kanousyojyuan01「叶ロール いちご」
叶ロール自体も、限定店舗販売商品ですが、その中でも
「イチゴ」
は季節限定!美味しそう~♪

近江の米粉と、近江の苺を使った、ふんわりと軽い食感のロールケーキで、あまりの食感の軽さに、「一人で一度に1/2本食べられるかも…」と思わせた一品(笑)。

実は、シートに極細の糸が張り付いていて、糸を交差することでキレイに7等分できるようになっています。便利だけど、我が家では4等分…だったんで、糸をずらして使いました(笑)

やっぱり、東京の中心にはいろいろと美味しいものが、売っているんですねぇ… 。来年のひなまつりの時期は、もうちょっと積極的に探してみましょうか。(覚えていないとね…(^_^;)

(つぶやき)
ところで、桜の季節が終わるまでに、ポン・デ・桜もち…も、食べて見たいと思っているのですが…(^_^;

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アル・ケッチャーノで、冬の庄内の味覚を満喫!(山形県鶴岡市)

今回の旅行の、第三の目的地。「冬のアル・ケッチャーノ

昨年の5月に来訪し、その素材の美味しさと料理を堪能した我々ですが、庄内の味覚は、春夏秋冬それぞれが特徴的で、美味しいんですよねぇ…(^_^;。

…ということで、「また違った季節に来てみたいなぁ」と密かに狙ってはいたのですが、まさか、次が「冬」だったとは想像外(笑)。
雪が降るので、冬が一番アクセスが難しいと思っていたのです…(^_^;

でも、今回あつみ温泉(鶴岡市)まで来たなら、もうアル・ケッチャーノは目と鼻の先!(すでに同じ市内です…(笑))
やはり、ここは足を伸ばさねば!きっと後悔する!!!(笑)

Yamagata2013win01 …が、この日の鶴岡市は、今年に入って何度目かの
「大雪」

←市内の様子。木や信号にまで、すごい積もってます。

肝心のお店が開いているか、直前まで心配しましたが、開いていました。
…よかったです(^_^;。

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さて、冬の庄内満喫「シェフおすすめコース(1万円)」です!

Alche20 「ホタテのヒモとセロリのフェデリーニ カラスミ添え」
ホタテの旨味とセロリの香味とシャキシャキ感が楽しい、オリーブオイルを使った冷製パスタ。すごくシンプルな組み合わせだけれど、塩加減が絶妙で、旨味がぎゅっと詰まっていて、美味い!。

Alche21 「庄内麩とマグロのタルタル 赤ネギのマリネと竹炭塩添え」
「庄内麩(板麩)」をクラッカーのように香ばしく焼いて、上にタルタルを乗せて食べる…という発想がすばらしい!麩の香ばしさと上のタルタルのタマネギのシャキシャキとマグロのねっとり感のハーモニーが幸せ~♪和風素材の麩が、こんなに洋風に変身できるとは、びっくりです!

Alche22 「白菜のスープ コンソメジュレ、ウニ添え」
甘みがぎゅっと詰まった白菜をポタージュにしたとのこと。白菜だけでもクリーミーで甘いのですが、「コンソメジュレ」を溶かしながら食べると、これまた旨味が増える!更に、「ウニ」を溶いて食べると、更に味が変身する!(櫃まぶしのように3段階で楽しめる…?(笑))

Alche23 「牡蠣と柿酢とエシャロットとイエローパプリカピューレ」
最初、下の黄色いのは「柿?」と思ってしまったのですが、パプリカピューレでした(笑)。山形県遊佐町は、パプリカ生産者数日本一なんだそうです。ちなみに柿酢も、JA山形が作っている特産品です。
新鮮な牡蠣と柿酢の酸味と、パプリカのほんのりとした甘さで、さっぱりと食べられる一品。(ただし、マガキは山形では捕れないので、広島県産…(笑))

Alche24 「山形県産はえぬきで作った白子のリゾット 蕪とトリュフ入り」
やった!冬の新鮮な鱈の「白子」入り!
実は同じメニューを東京のサンダンデロでも頂いたことがありますが、やはり白子の鮮度、味付け加減、蕪への火の通し方…いろいろなものが少しずつ違っていて、別格の料理に感じます。距離的なハンデは仕方ないですよね…

Alche25 「ノドグロのソテー 長芋のバルサミコソテー添え」
ノドグロ(赤ムツ)も、山形で採れるんですね。鮮度がよくて、適度に脂がのっているけど、表面がカリっ!と焼き上げてあって香ばしい一品。なにげに、下の山芋も味が濃いです(笑)。

Alche26 「丸山さんの羊のスペアリブ 雪室じゃがいものオーブン焼き添え」
極上!丸山さんの羊!しかも、スペアリブなんて滅多に食べられない部位なのが、嬉しい!ワイルドに、骨ごと持ってかじりつきます。じゅわわわ~と肉汁と脂がでてくるのですが、それを吸った「雪室じゃがいも」が、これまた甘くて、美味しい!多分、私のベスト皿はコレ!(笑)

Alche27 「井上農場のスーパー小松菜のスープ サザエ入り」
スーパー小松菜は品種名ではなく通称(笑)。それだけ元気があって、味が濃い…ってことですね。小松菜の苦みとサザエの苦みを合わせて、マリアージュさせているとのこと。多分、水と小松菜とサザエと塩とオリーブオイルだけ…だと思うのですが、素人の足し算では作れないすばらしいバランスです。これで口の中の、羊の脂をさっぱりさせてくれます。

Alche28 「魚介のタリアッテレ ルッコラ添え」
ルッコラが元気過ぎて、下のパスタが見えない(笑)。でもそんなルッコラに負けないほど、魚介類の味が凝縮してます。手打ちパスタなので、ソースの味をうまく吸収してくれるんですね~。

Alche29 「山伏ポークグリル 米沢の雪菜(生・焼)添え」
山伏豚も羽黒の特産品。肉質と特に脂が美味しい(けどしつこくない)。グリルにしてあるので、香ばしさと脂の美味しさを堪能できます。添えてある「雪菜」も米沢の特産。生だとほんのり苦みがあり、加熱すると甘みがでてきます。あえて、両方楽しめます。

Alche30 「地元産の鴨のロースト あさつき添え」
地元産=ここの辺で捕れたってことだそうです。美味しいジビエもバシバシと捕れるんですね…(^_^;。
メニューには「黒森のウサギ」もありましたが…

あと、関東で見るあさつきと、このあさつきは違う。自生のあさつきは味も香りも独特の美味さがあります!

Alche31 「リンゴをつかった、季節のデザート」
左は、リンゴのキャラメリゼとバニラジェラード
右は、リンゴビューレ入りムース シュー生地添え
さすが果物王国山形。リンゴも甘くて美味しい♪。…でもわがままを言えば、苺も採れるハズなので、苺のデザートでも嬉しかったなぁ(笑)。

Alche32

「アルケッチャーノのバレンタインチョコレート」
季節柄(?)、デザートにチョコレートが添えられていました。

左は、「かやの実チョコレート」
右は、「だだちゃ(枝豆)生チョコ」
…まずは、「かや(榧)の実」って食べられるんだ、という驚き(笑)。実は、あつみ温泉の名産だそうです。榧は、将棋盤や碁盤の材料としては有名です 
かやの実は、カリッとしていて、少し木の香り(笑)。種子にしてはあっさりとしていて、甘さを控えたショコラと良く合っています。だだちゃ生チョコは、まんま「枝豆+チョコ」でした(笑)。

しめて、13品の庄内の幸を、堪能させていただきました!(#^_^#)。ごちそうさまでした。

冬は厳しい地域で、大変なことも多いと思うのですが、この食材の豊富さと美味しさは、本当に羨ましい限りです。
(次の野望は、…ですよね!?(笑))

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(おまけ)
食事をしている間も、は降り続け、店を出る頃には駐車場も道路も真っ白!
スタッドレスタイヤだったにもかかわらず、雪深いために駐車場で車が動かなくなりました (゚ロ゚)!!車輪がむなしく空回り…

関東育ちの私は、生まれて初めて、「雪の中で発進させるために、後ろから全力で押す」という貴重な経験をしました(笑)。
スタックしちゃうと、「人力で押す」っていうのが、一番有効なんですね(苦笑)

Yamagata2013win02


←うわぁぁぁ…世界が白い!
 すでに、どこが道路か、わからなくなってます…(゚ロ゚)!


でも、山形道から東北道に合流したあたりで、雪はまったく見えなくなってしまったのでした。地域差…って恐ろしい(^_^;。

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